今は令和、竹取の翁、よろずのことに疲れ果て、心荒みて力尽きむ心地す。癒し求めて、パラレルの世へ続くといふシティ・ヘ・バンブーの竹林を彷徨(さまよ)ふ。光る竹灯籠に辿り着けば、照らす先、豊満倶楽部なる舘在り。門・竹垣の隙より中覗ひて見れば、あまた仕へる女房より、ひときは心に迫りたるこそ在りけれ。無垢なるけはひ(気配)、桃色チークのいと愛らしきなるは、父性擽ぐる赤ちゃんの面持ちなり。見惚れること限りなし。衛士に請ひて連れて参らせば、突如赤子の姿となりぬ。パラレルの世の摩訶不思議なり。抱きて連れて帰りて、産湯(混浴)、食い初め(飲食と飲酒)、お宮参りにて御朱印を授かる。白く、ふくよかなるは白桃の如し。名をば、白桃のこころ姫とつけつ。おほかた成長の儀、執り行へば、此度(こたび)は、暫(しば)しも経ぬうち、よきほどなる人になりぬる。指先にいと雅なる装飾あり。まことに可愛らしきものにて候。何と名づくるものにて候や?これなるはネイルと申すものにて、わらわの心にかなひたるものにて候。のどやかにして、ゆるやかなるさまにて、かく答へしのち、ただ、ネイルのみ残して、肌、露わにして床(とこ=ベッド)に入る。我(※)、慈しむことに没入し、愛でることに陶酔す。うるはしく実りたるふた房の果実。両手(もろて)に取りたれば、いと柔し。つややかにて、すべすべなる白牌、ほころびよりあふる蜜あまし。まことにもて、尊く清らか。えもいはれぬ極上の味はひなり。至福に満たされる時、久しからず。転(うたた)寝の夢の如し。我が独占より姫、リリースとなり、我も憂き世に還俗す。夢から覚めて思ふ。なよ竹のかぐや姫、竹取物語にて、漢どもの求愛に無理難題を課す。白桃のこころ姫、我が憂き世にて、日々求愛する漢どもを悦ばせる。さは避けられぬと覚ゆるも、さは思ふべからずと戒むる。惜別と諦観の句→映え日記(にき)に、見たよ😊、推し(押し)活、憂き世哉(かな)...しがなき仕へ人、パラレルの世には容易に赴くを得ず。次回のこころさんまで、月の満ち欠け三周半、見たよ😊百推し(100押し)数ゆるまで、耐えて憂き世に忍ぶべし。持続可能の訪問ペース、理性保ちて守るなり。乞ひ願はくは、のぞみ叶へ給へ。次もまた彼女に逢へますやふに。かぐや姫の月の世界へ去ってしまいませぬやふに。(※)途中、人物が竹取の翁から我に変化する場面は、語り手の自己露呈。